管理用 REST インタフェース

ログ設定とトレース・レベル

Orion Context Broker は、NGSI インターフェースの他に、ログ設定とトレース・レベル (初期値は -t-logLevel のコマンドライン・オプションを使用して設定) を変更できる管理用 REST API を公開しています。

ログ設定を変更するには :

curl -X PUT <host>:<port>/admin/log?level=<NONE|FATAL|ERROR|WARN|INFO|DEBUG>
curl -X PUT <host>:<port>/admin/log?infoPayloadMaxSize=<logPayloadSizeValue>
curl -X PUT <host>:<port>/admin/log?lineMaxSize=<logLineSizeValue>

ログ設定を取得するには :

curl <host>:<port>:/admin/log

このレスポンスは次のパターンに従います :

{
    "infoPayloadMaxSize": 5120,
    "level": "DEBUG",
    "lineMaxSize": 32768
}

トレース・レベルを管理するには :

curl --request DELETE <host>:<port>/log/trace
curl --request DELETE <host>:<port>/log/trace/t1
curl --request DELETE <host>:<port>/log/trace/t1-t2
curl --request DELETE <host>:<port>/log/trace/t1-t2,t3-t4
curl --request GET <host>:<port>/log/trace
curl --request PUT <host>:<port>/log/trace/t1
curl --request PUT <host>:<port>/log/trace/t1-t2
curl --request PUT <host>:<port>/log/trace/t1-t2,t3-t4

'PUT-requests' は以前のログ設定を上書きします。したがって、トレース・レベルを追加するには、最初に GET /log/trace を発行し、その後に PUT リクエストで送信する完全なトレース文字列を組み立てる必要があります。

入出力ペイロードに関連するトレース・レベル

次のトレース・レベルは、Orion に トレース中に入出力ペイロードを出力させるために特に有益です :

/* Input/Output payloads (180-199) */
  LmtServiceInputPayload = 180,
  LmtServiceOutPayload,
  LmtClientInputPayload,
  LmtClientOutputPayload = 183,  // Very important for harness test notification_different_sizes
  LmtPartialPayload,
  LmtClientOutputPayloadDump,
  LmtCPrForwardRequestPayload,
  LmtCPrForwardResponsePayload,

したがって、次のようにしてすべてを有効にすることができます :

curl --request PUT <host>:<port>/log/trace/180-199

セマフォー

別の有用な REST API (特に、broker が正しくレスポンスしなくなった場合) は、提供されるセマフォ・リストです :

curl <host>:<port>/admin/sem

レスポンスは、broker のすべてのセマフォに関する情報のリストです

{
    "alarmMgr": {
        "status": "free"
    },
    "connectionContext": {
        "status": "free"
    },
    "connectionEndpoints": {
        "status": "free"
    },
    "dbConnection": {
        "status": "free"
    },
    "dbConnectionPool": {
        "status": "free"
    },
    "logMsg": {
        "status": "free"
    },
    "metrics": {
        "status": "free"
     },
    "mqttMgr": {
        "status": "free"
    },
    "request": {
        "status": "free"
    },
    "subCache": {
        "status": "free"
    },
    "timeStat": {
        "status": "free"
    },
    "transaction": {
        "status": "free"
    }
}

セマフォの簡単な説明 :

  • alarmMgr : Alarm Manager のデータを保護します。
  • connectionContext : HTTP 通知/転送メッセージを送信するための curl context を保護します。
  • connectionEndpoints : HTTP 通知/転送メッセージの送信時にカールエンドポイントを保護します。
  • dbConnectionPool : mongoDB のコネクション・プールを保護します。
  • DBConnection : mongoDB のコネクション・プールのセットを保護します。
  • LOGMSG : 2つのメッセージが同時にログ・ファイルに書き込まれないことを確認します。
  • metrics : Metrics Manager リクエストの内部データを保護し、mongodb への2つの同時要求がないことを確認します。
  • request : mongodb への2つの同時リクエストがないことを確認します。
  • subCache : Subscription Cache を保護します。
  • timeStat : タイミング統計のためにデータを保護する。
  • transaction : トランザクション ID を保護します (ログ・ファイルの場合)

セマフォのそれぞれについて提供される情報は、status です : free または taken

[今はセマフォーごとに1つの項目しかありませんが、将来的にはさらに情報を追加することを考えています]