非推奨の機能
廃止された機能は、Orion が引き続きサポートしている機能ですが、それ以上の延長や進化はありません。特に :
- 廃止された機能に関連し、他の機能に影響を与えないバグや問題は扱いません。それらは github.com では見つかるとすぐにクローズされます
- 廃止予定の機能に関するドキュメントは、リポジトリのドキュメントから削除されています。ドキュメントは、以前のバージョン (リポジトリのリリース・ブランチまたは FIWARE wiki の pre-0.23.0 のドキュメントのいずれか) に関連付けられたドキュメント・セットで引き続き利用できます
- 廃止された機能は最終的には Orion から削除されます。したがって、廃止された機能に依存しないために、Orion を使用して実装を変更することを強くお勧めします
推奨されなくなった機能のリストと、廃止された機能のバージョンは次のとおりです :
- Orion 3.8.0 での GET /v2操作。この操作はかなり役に立たず、実際には使用されません。
- Orion 3.1.0 のサブスクリプションでの初期通知 (skipInitialNotificationオプションと共に)。(Orion 3.2.0 で削除)。初期通知の 対象となる結果は非常に大きくなる可能性があり、ここではページネーションを適用できません (GET/v2/entityを使用したエンティティの同期取得で行われるため)。実際、最初の20エンティティのみが返されるため、この機能は 非常に制限されます。代替手段として、サブスクリプション時にシステムのステータスを知る必要がある場合は、 適切なページネーションでGET /v2/entitiesを使用してください
- Orion 2.1.0 の Rush サポート (関連するCLIパラメータ : -rush) (Orion 2.3.0 で削除)
- Orion 2.0.0 での NGSIv1 (関連する CLI パラメータ : -strictNgsiv1Ids,-ngsiv1Autocast)。代わりに NGSIv2 API を使用してください- Orion 2.0.0 の NGSIv1 の一部としてのコンテキスト・アベイラビリティ・サブスクリプション (別名 NGSI9 サブスクリプション) (Orion 2.6.0 で削除)
- 次の操作を除く、他のすべての NGSIv1 操作は Orion 3.10.0 で削除されました:- PUT /v1/contextEntities/{id}
- DELETE /v1/contextEntities/{id}
- GET /v1/contextEntities/{id}/attributes/{name}
- POST /v1/updateContext
- POST /NGSI10/updateContext
- POST /v1/queryContext
- POST /NGSI10/queryContext
 
 
- POST /v2/op/queryの- attributesフィールドは、Orion 1.15.0 にあります。これらの属性を持つエンティティのみを返すためには、クエリに対するレスポンスにどの属性を含めるかを選択する- attrsと、- expression内の- qの単項属性フィルタ (unary attribute filter) の組み合わせです。それらを代わりに指定していください
- Orion 1.14.0 では POST /v2/op/updateのAPPEND,APPEND_STRICT,UPDATE,DELETE,REPLACEの使用は非推奨です。append,appendStrict,update,delete,replaceを代わりに使ってください
- Orion 1.13.0 ではメタデータ ID が推奨されていません (Orion 2.2.0 で削除されました)。一方、この機能は NGSIv2 と互換性がありません。JSON 表現形式の属性名は JSON オブジェクトのキーとして使用されるため、名前を複製することはできません。一方、IDs は、属性名にプレフィックス/サフィックスを使用して簡単に実装することができます。たとえば、temperature:groundおよびtemperature:ceilingです。 この非推奨の結果、次のオペレーションも非推奨になりました :- GET /v1/contextEntities/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
- GET /v1/contextEntities/type/{entityType}/id/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
- POST /v1/contextEntities/type/{entityType}/id/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
- PUT /v1/contextEntities/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
- PUT /v1/contextEntities/type/{entityType}/id/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
- DELETE /v1/contextEntities/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
- DELETE /v1/contextEntities/type/{entityType}/id/{entityId}/attributes/{attrName}/{attrId}
 
- Orion 1.5.0 では、NGSIv2 で dateCreatedおよび/またはdateModified属性を含めるためにoptionsURLパラメータ使用することは推奨されていません。代わりにattrsURI パラメータを使用してください
- パス・プレフィックスとして /ngsi10 そして /ngsi9URL は、orion 1.2.0 で廃止されました。代わりに /v1と/v1/registryを使用してください- /ngsi9URL パスは Orion 3.8.0 で削除されました
 
- エンティティの場所を指定する locationメタデータは、Orion 1.1.0 では非推奨です。エンティティの場所を指定する新しい方法は、属性のgeo:point型を使用することです。Orion API の対応するセクションを参照してください)
- Orion 0.26.1 のコマンドライン引数は廃止されました。Orion 1.0.0 で削除されました- --silent : エラー以外のすべてのログ出力を抑止します。代わりに -logLevel ERRORを使用してください
 
- --silent : エラー以外のすべてのログ出力を抑止します。代わりに 
- ONTIMEINTERVAL サブスクリプションは Orion 0.26.0 以降で廃止されました。Orion 1.0.0 では削除されました。ONTIMEINTERVAL サブスクリプションにはいくつかの問題があります。CB に状態 (state) を導入するため、水平スケーリングの設定をより困難にし、ページネーション/フィルタリングの導入を困難にします。実際には、ONTIMEINTERVAL 通知に基づくユース・ケースは、レセプタが queryContext を同じ頻度で実行する等価なユース・ケースに変換できるため、実際には必要ありません。ページ区切りやフィルタリングなどの queryContext の機能を利用してください
- XML は Orion 0.23.0 以降で廃止されました。Orion 1.0.0 では削除されました
- Orion 0.21.0 で以下のコマンドライン引数は廃止さました。0.25.0 で削除されました :- -ngsi9 : broker は NGSI9 のみを実行します。NGSI10 は使用しません
- -fwdHost : broker が "ConfMan モード" で動作している場合、NGIS9 registerContext のホストを転送します 
- -fwdPort : broker が "ConfMan モード" で動作している場合の NGIS9 registerContext の転送ポートです 
 
- Configuration Manager のロールは、0.21.0 で非推奨になり、0.25.0 で削除されました
- Associations は、0.21.0 で非推奨になり、0.25.0 で削除されました
非推奨の警告をログに記録
非推奨の機能の一部 (すべてではない) の使用状況は、WARN ログ・レベルで、-logDeprecate CLI フラグ を使用してログに記録できます。
特に、このフラグがアクティブ化されている場合は次のようになります:
- NGSIv1 リクエストはログに記録されます。詳細については、ドキュメントのこのセクション を参照してください
古い Orion バージョンの使用
常に最新の Orion バージョンを使用することをお勧めしますが、古いバージョンを使用する場合は、次の情報を考慮してください :
- Orion github repository には、旧リリースに対応するコード(Orion 0.8.1、オープンソースとして最初に提供されたもの)が用意されています。各リリース番号 (例 : 0.23.0) には、以下が関連付けられています :- tag : 例えば 0.23.0。ベース・バージョンを指しています
- release branch : release/0.23.0。このブランチの HEAD は通常、前述のタグと一致します。ただし、一部の修正プログラムがベースバージョンで開発された場合、このブランチにはこのような修正プログラムが含まれています
 
- tag : 例えば 
- 古いバージョンに対応するドキュメント :- 0.23.0 以前では、ドキュメントは FIWARE public wiki (ユーザ・マニュアルと管理マニュアル) にあります
- 0.24.0 以上の場合は、readthedocs.io でドキュメントを入手できます。左下のパネルを使用して、正しいバージョンに移動します
 
- Orion 0.24.0 以降に対応する Docker イメージは Docker Hub にあります
次の表は、現在削除されている機能をサポートする最新の Orion バージョンについての情報を提供します :
| 削除された機能 | 機能をサポートする Orion ラスト・バージョン | バージョンのリリース日 | 
|---|---|---|
| NGSIv1 (関連する CLI パラメータ : -strictNgsiv1Ids,-ngsiv1Autocast) | 3.9.0 (*) | 2023年6月2日 | 
| POST /v2/entitiesオペレーションのattributesフィールド | まだ定義されていません | まだ定義されていません | 
| APPEND,UPDATE, など。POST /v2/op/updateでのアクション・タイプ | まだ定義されていません | まだ定義されていません | 
| URI パラメータでの dateCreatedおよびdateModified | まだ定義されていません | まだ定義されていません | 
| /ngsi10および/ngsi9URL プレフィックス | 3.7.0 (*) | 2022年5月26日 | 
| エンティティのロケーションを指定する locationメタデータ | まだ定義されていません | まだ定義されていません | 
| GET /v2操作 | まだ定義されていません | まだ定義されていません | 
| サブスクリプションの作成または更新時の初期通知 | 3.1.0 | 2021年6月9日 | 
| NGSIv1 コンテキスト・アベイラビリティ・サブスクリプション (NGSI9 サブスクリプション) | 2.5.2 | 2020年12月17日 | 
| Rush (関連する CLI パラメータ : -rush) | 2.2.0 | 2019年2月21日 | 
| idメタデータとそれに関連する NGSIv1 オペレーション | 2.1.0 | 2018年12月19日 | 
| XML API | 0.28.0 | 2016年2月29日 | 
| ONTIMEINTERVAL subscription | 0.28.0 | 2016年2月29日 | 
| CLI --silent | 0.28.0 | 2016年2月29日 | 
| Configuration Manager のロール ( -ngsi,-fwdHostおよび-fwdPortを含む) | 0.24.0 | 2015年9月14日 | 
| Associations (アソシエーション) | 0.24.0 | 2015年9月14日 | 
(*) 削除は1つのバージョンで完全には行われませんでしたが、これは機能がまだ完全であった最後のバージョンです。